ニュースを見る時は、諸悪の根源を見つけよう
ニュースを見る時は諸悪の根源を見つけるように心がけています。諸悪の根源とは、問題の本質と言い換えることもできます。
いろいろなニュースを見ていると、ニュースというものは問題の上辺だけを伝えて本質的な部分は何も伝えないということに気がつきます。
例えば最近、アスカ的に話題になっている問題は3つ。
- 移民受け入れ
- 安倍政権の女性活用政策
- 消費増税
でも、この3つの問題をニュースでは上辺だけしか伝えていないことが多い。
例えば移民受け入れ問題なんかにしても、議論としては「移民受け入れは是か非か」「移民受け入れでどんな問題が起きるのか」ということばかり耳にします。女性活用政策にしても、消費増税にしてもその是非なんか議論して何か意味があるのかなとアスカは思います。
本来議論すべきなのは、「なぜ移民受け入れが必要になるのか」「なぜ女性を活用しないといけないのか」「なぜ消費増税が必要なのか」という部分じゃないですか!
移民受け入れと女性活用は労働力不足が原因です。労働力不足は、大学生で内定がなかなか貰えない人たちにとってはバカにしているのかといった感じでしょうが、現実問題として日本が直面している問題です。では、なぜ労働者不足が起きている/これから起きるのかというと、少子高齢化が原因です。
そもそも消費増税だって少子高齢化が進む中で、社会保障制度を維持しないといけないからという理由で実施されるのです。
つまり、これら3つの問題は少子高齢化という共通の問題を原因としています。少子高齢化という問題がなければ、移民受け入れの議論なんて起きないし、女性活用なんて言い出すこともなかったし、消費増税だってなかったかもしれません。(消費増税に関しては、財務省がなんだかんだ理由つけてしそうだけど……。)
少子高齢化って言葉だけがひとり歩きして、それって何か問題なの?って感じの人も多いと思いますが、こうやって色々な問題を引き起こす諸悪の根源みたいなやつだったりするのです。
ニュースを見る時は上辺だけじゃなくて、諸悪の根源をアンパンマンになったつもりで見つけてやりたい。
では、この辺で。