4月から新社会人になる皆さんへ(実践的なコト)
2月になりました。
新社会人になる皆さんにとっては、あと2ヶ月しか自由な時間がないということでもあります。
「入社前に何をしておけばいいですか?」という質問はこの時期の学生の常套句のようなもので、それに答える方も「社会人になったら時間がなくなるから旅行に行くべきだよ」という月並みなことばかり言っています。
おそらく期待しているのはそういう答えではないから、学生の皆さんは余計に不安になるのです。
というわけで、4月から新社会人になる皆さんへ。アスカより。
Excelを使えるようになろう
学生の皆さんはスマホばっかり使っていて、パソコンを使うことってあまりないですよね。ましてやExcelなんてほとんど使ったことがないって人もいたりして。今の時期を使ってExcelを使えるようになるといいと思います。
Excelは本当に便利です。どんな職種につくにしても、Excelは役に立ちます。計算するだけのソフトではなく、データー管理や分析だって出来てしまいます。
そしてなぜアスカがこんなことを言うのかというと、Excelは使い方を知っている人と、知らない人では作業時間が全く違うからです。使い方がわからない人が、せっせと30分かけてやった作業を、関数を使えば10秒でできてしまうことだってあります。
つまり何がいいたいかというと、その分時間に余裕ができるということです。
色々と本が売られているので、書店で手にとって見てほしいと思います。アスカのオススメは『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』です。実務でそのまま使えるように書かれているので、社会人になってからも手元においておける1冊だと思います。
タッチタイピングができるようになろう
タイピングの速度ってバカに出来ないほど作業のスピードに影響します。
速くできるに越したことはないので、ぜひタッチタイピングができるようになって欲しいです。
ちなみに『簡易タイピングチェッカーβ』というサイトで測定してみた結果、アスカのタイピング速度は4.2key/秒でした。アスカが見た時の1000人の平均が3.9keyだったので、これで標準ちょい上レベルです。それでも周りから「速いね〜」と言われるので、タッチタイピングできない人たちは本当に遅いんだと思います。
問題をみつけるクセをつけよう
ビジネスとは問題を見つけて解決することです。社会でお金を稼ぐとはそういうことです。
例えば「お米を洗うのがめんどくさい」という問題を解決した商品が「無洗米」です。「ガソリン代がかかる」という問題を解決した商品が「エコカー」だったりするのです。このようにビジネスの始まりは、問題をみつけることです。
ニュースを見るにしても何となく見るのではなく、問題は何かという視点で見てみるといいかもしれません。
問題を誤って認識すると、誤った解決策を講じてしまうことになります。当たり前ですが、それってすごく無駄なことだし、ビジネスで言うところの失敗です。
少し難しい本ですが『問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」』が問題発見の良いテキストなので、気になる方は本屋さんで探してみてください。
考える基礎を作っておこう
問題を発見したら、解決しないといけません。解決策は天から降ってくるものではないので、自分のアタマで考えなくてはいけません。
考えるという行為は凄くめんどくさいので、少しでも効率的にするためには考える基礎を作っておくとよいと思います。考える基礎とは、いわゆるフレームワークのことです。
5W1Hだって立派なフレームワークです。フレームワークは沢山あって、問題に応じて適切なものを使う能力が必要になります。
こちらも本屋さんで色々な本を見てみるといいと思います。オススメを挙げておきますが、もっと簡単な本でもいいかと。
貯金をしておこう
これは意外と見逃しがちなことですが、だいたいの会社では最初の給料日は5月です。
そうすると最初の1ヶ月は貯金を切り詰めて暮らさないといけません。旅行に行くのもいいですが貯金はしておくべきです。
さいごに
あえて実践的なことばかり書いてみました。
精神的な部分でアドバイスをするとすれば、覚悟しておけよってことくらいです。
では、この辺で。